木頭村がんばれセール! リニューアルした「おまめのケーキ」安心です

2001年1月2週号

 

細川内ダムに反対し、村の自立のために作られた第三セクター「きとうむら」は、当初騙されておからケーキを作らされていました。そのおからケーキにはマーガリン(精神病、心臓病、がんの恐れ)を使っていたため、オルターとしてはダム反対の応援はしたいが、品質上の妥協はできないとその取扱いを断念した経緯がありました。
 「きとうむら」の赤字の建て直しに日野雄策専務が着任したあと、以下のようなことを発見したのです。外部から経営を指示し、「きとうむら」を喰いものにした人達が、売れずに在庫となっていたケーキを捨てていたり、おからを取るため豆乳を捨てていたり、無農薬大豆と言っていた大豆が実は福島産の普通栽培であったり、使われていたのは砂糖ではなく人工甘味料だったりしたのです。当然のこととして、日野専務はこれらを改めさせました。
 「きとうむら」は、一からの出直しをし、おからケーキも「おまめのケーキ」としてリニューアルされ、今は本当に安心できるものになっています。

●おまめのケーキ(カップ)
木頭村のきれいな水と無農薬大豆で作ったケーキです。標高425mある木頭村は朝夕が涼しく、寒暖の差の激しい村です。そんな気候風土で作られた大豆には深い甘みと味わいがあります。「きとうむら」では、このおいしい大豆を特産品として作付しています。

 =原料=
玉子…PHF(ポストハーベストフリーコーン使用)平飼い有精卵。
おから…木頭村産、無農薬丸大豆より。
砂糖…種子島甘蔗分蜜糖。
バター…よつ葉乳業

 =作り方=
丸大豆を粉砕、加熱し、豆乳と分離しておからをとる。このとき消泡剤を使用しません。おから、玉子、砂糖、バターを攪拌し、160℃50分で焼き上げます。
食品添加物は一切使用していません。

 =賞味期限=
開封前冷凍(-18℃)で1年、
 開封後冷蔵庫で6日。

「きとうむら」工場風景①
●おまめのケーキ(プチ)

 =原料・作り方=
おまめのケーキ(カップ)と同じ

 豆乳チーズケーキゆず
木頭村産の大豆を搾った豆乳と、北海道よつ葉チーズで焼き上げ、柚子ピューレを加えた爽やかなチーズケーキです。お口に入れた瞬間に柚子の香がほのかに広がり、甘さひかえめのまろやかな豆乳とチーズの味わいがくせになりそうです。

 =原料=
豆乳…木頭村産、無農薬大豆。
砂糖…種子島甘蔗分蜜糖
チーズ…よつ葉シュレッドチーズ
生クリーム…よつ葉生クリーム
玉子…PHF平飼い、有精卵。
内麦薄力粉…東福製粉、国産薄力粉
バター…よつ葉バター
ゆず…木頭村産、無農薬柚子、ピューレ
水…木頭村山の湧水

 =作り方=
150℃70分で焼き上げ。それ以外は同上。

 =賞味期限=
開封前冷凍(18℃)1年、
 開封後冷蔵6日。

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