EM技術で作った「医服」ともいうべき健康衣料品

2008年9月3週号

 

秋口から冬や、真夏の冷房による冷え対策に、デトックスに。

●医服ともいうべき衣料品

 徳島県海陽町にある(株)トータスでは、EM(有用微生物群)技術を使って加工した糸(エンバランス)やEMセラミックをプリント加工した布を用い、肌着、靴下、腹巻、帽子をはじめ、さまざなま「着るサプリ」「医服」ともいうべき衣料品を製造しています。
 秋口から冬にかけての寒い季節、真夏のクーラーによる冷えなどに活用して下さい。EM技術の不思議な力でデトックスや健康にも役立ちます。

●EM技術に魅せられて

 (株)トータスは1897年創業のメリヤス屋さんです。亀田洋三・悦子ご夫妻はもともと大阪出身で、多くの人との縁を大切にしてこられました。エンバランスを製造しているホワイトマックスさん(カタログ2006年1月3週号でご紹介)とも異業種交流会で出会い、不思議なEM技術・エンバランスに魅せられ、それ以来エンバランスの糸を使った衣類、EMセラミックをプリント加工した衣類などを生産されてきました。
 その良さを体感した消費者から「こんなものも作ってもらえないか」という声が次々と寄せられ、そのたびに真摯に要望に応えてきた結果、たいへん多種多様なアイテムを作っておられます。
 トータスの健康衣料品は、小田急百貨店など各地の大型店にて専門コーナーなどが設けられていますが、その全体をご紹介するのはオルターが初めてです。とても一回ではご紹介できない品揃えですので、これからも季節に合わせて順次ご紹介していく予定です。

すぐれた抗酸化力・エンバランス
 エンバランスは、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系プラスチックに抗酸化力のあるEMXを特殊技術で反応させたもので、その繊維で作った腹巻や靴下が血行を良くして冷えを改善すること、そのポリ袋に入れた野菜、果物、肉などの生鮮品は鮮度が保持できること、そのポリタンクは水を活性化することなど、不思議な効果が確認されています。詳しくはカタログ 2006年1月3週号・4週号をご参照下さい。

☆藍染め製品

●腹巻、リストバンドなどの素材:綿58%、EMポリエステル38%、ポリウレタン4%にEMセラミック加工
●靴下シリーズの素材:綿60%、EMポリエステル40%、ポリウレタン4%
●マスク、二重ガーゼ手ぬぐいの素材:綿100%にEMセラミック加工

●EM技術で加工した布を、100%ピュアな「ほん藍」で染めたシリーズです。藍草は古来から消臭効果、消炎効果、抗菌効果のある薬草として知られており、EMとの相乗効果を期待しています。

●藍染めのこだわり
 藍染めといっても、一般では、「わりだて」といって化学染料を混合しているものがほとんどですが、トータスの藍染め製品は、天然の阿波藍染めです。
 藍染めの原料は「すくも、石灰、木灰、ふすま」です。原料染料「すくも」は、EM7を葉面撒布しアブラ虫対策をするなどして無農薬で栽培した藍から加工されます。休耕田での藍の栽培と「すくも」への加工は、徳島県上板町の新居修さんに委託しています。徳島県の役人や伝統工芸界から、トータスや新居さんが靴下や腹巻、タオル、パジャマなど安価なものを作っているといわれのない非難を受けておられます。
 藍染めは福祉作業所「海部郡障害者地域生活自立支援センター、ばんそうS&S、通所授産部花畑」にて、井坂千代さん監督のもと3名の利用者によって行なわれています。藍染めは濃く仕上げるために何回も染色を重ねます。通常は3~7回です。藍染めの指導は染色家である地元高校の美術の谷育子先生によって行なわれています。シルクの藍染めは徳島市「あゆみ薗」、その他の小物は高松市の「もえぎの里」、シーツは「鳴門授産センター草の実学園」など、作業所の点をつなぐ活動にも取り組んでいます。

☆EMプリント肌着製品(薄手)

●素材:ピマコットン(綿100%)。

●ピマコットンはアメリカ南西部生まれの良質素材です。生地加工の最終段階に、肌着裏面にEMセラミックでプリント加工。プリント加工は洗ってもとれません。型は従来の肌着ですが、後身頃を長く作り、ゴム類にはポリウレタン弾性糸を使用。生地はフライス編地。蛍光染料不使用。

今回企画はありませんが・・・↓↓
☆EMプリント二重編み肌着(厚手)(今回は企画ありません)

●表の素材:綿60%、EMポリエステル40%、裏の素材:綿100%

●表糸にエンバランス EMポリエステル綿混糸を使い、肌面はEM加工、ピマコットン綿100%二重ガーゼ編を使用。二重になった生地の間に暖かい空気の層を作り、軽くて暖かいです。「薄手」と同様、肌着裏面にEMセラミックでプリント加工を施しています。

☆羅布麻製品(今回は企画ありません)

●シルクロードの孔雀河流域に群生する羅布麻を、日本の優れた紡績技術で綿にし、良質のコットンと混綿して低速の編み機で生地に編み上げ、EM加工を施して仕上げています。

●糸:東洋紡、繊織:米忠、精錬・EM加工:村上毛晒。過酸化水素漂白、脱色、蛍光増白剤の使用はありません。生成色。綿55%・羅布麻45%、シーツのみ綿65%、羅布麻35%。

●特徴:さらっとしているのに温かい。夏涼しく冬温かい。通気性・保温性に富んでいる。

☆EMワッフル 「小物シリーズ」「モノトーンシリーズ(婦人用アンダーウエア)」(今回は企画ありません)

●素材:コットン58%、EMポリエステル38%、ポリウレタン4%。

●EM機能によって血行を促進し、冷えや寒さから体を守ります。薄手の生地なのでオールシーズン使えます。ワッフル織りは表面が凹凸で立体感があるため、通気性が良く吸水性に優れています。また、放湿性、保温性も優れているので、夏はサラサラ、冬はホカホカ。しかも、伸縮性抜群なので、無理な締め付けがなく着心地が良いのも特徴です。

※トータス社のインターネットホームページ(http://www.tortoise1897.com)で「EMワッフル腹巻」¥1,575として紹介されている腹巻は、EMセラミックプリント加工してありません。効果は「にこにこ腹巻」¥2,625の方がありますので、これをおすすめします。

―文責 西川栄郎(オルター代表)―

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