2015年1月4週号 原 俊雄代表理事組合長(前列左から2番目)と宍道湖漁協のみなさん |
疲労回復、アンチエイジング、ストレス減少にしじみ汁
しじみ汁で元気になろう
昔から「二日酔いにしじみ汁」といわれてきたのは、しじみに含まれるオルニチンが肝臓の働きをサポートするからです。そのほか、しじみ汁には疲労回復、アンチエイジング、ストレス減少も期待できます。1日1杯しじみ汁を飲むのは健康の秘訣です。少なくとも週に2〜3回は飲みたいものです。とくにお酒を飲むお父さんにはしじみ汁はおすすめです。
しかし、パンなど食の洋風化に伴い、せっかくのしじみのみそ汁が食卓から消えてきました。また、しじみの大産地であった利根川や長良川の河口域も乱開発のため、しじみの生息域が破壊されてきました。
できるだけ極上の手掻きしじみをお届けします
宍道湖漁協のしじみ漁師さんが漁獲し、その漁師さんの活動を支え続けているしじみネットワーク西村 敏事務局長(オルターACゆうきネット山陰代表、オルターの常設健康相談所の筋診断法、気功太極拳の講師もお願いしています)が出荷する宍道湖ヤマトシジミは、S玉(11〜12mm)、M玉(12〜14mm)とL玉(14mm以上)があります。できるだけ手掻きしじみの極上のものを出したいと思っていますが、オルターの注文量が多く、やむをえず機械掻きしじみが主とならざるをえません。
機械掻きしじみ漁というやり方は、エンジンをかけた舟を走らせながら湖底をしじみ掻きの駕籠で掻く方法です。このやり方の長所は効率よくしじみを獲れるということです。しかし短所は、急に掻かれるためしじみが驚いて急に貝殻を閉じ、舌をかむしじみが出ます。そうしたしじみはけがをしてしまうので傷みが早くなりやすいです。
これに対して、手掻きしじみというやり方は、舟を止めて舟の上から、もしくは浅瀬であれば腰まで湖に入って、漁師さんの腕でしじみ掻きの駕籠を動かし、しじみを獲る方法です。この方法だとしじみは驚いて急に貝殻を閉じて舌をかむということはなくなり、極上のしじみとなります。ただし、効率が悪いのと、かなり腕力が必要なのと、寒くなると湖に入るのがつらくなるなどの短所があります。
おいしい汽水域のしじみ
宍道湖は汽水湖です。汽水湖のしじみは塩分の浸透圧の関係で身の中にうまみを凝縮します。だから宍道湖のしじみには濃厚なうまみがありおいしいのです。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。
3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。
3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。
3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。
3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。
3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)