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| 2024年10月1週号 函館ひろめ堂の成田 幸大専務㊨と道内伝統食品協同組合の村上 幸男工場長 |
他では味わえない、職人がつくる昆布製品
原料に養殖昆布を使用しています
原料に使用されている昆布は、地元で養殖されたものになります。本来であれば天然昆布を使用することが理想ですが、壊滅的に採取量が激減しており、十分な量を確保できないので使えません。温暖化によりここ数年、海水の表層面1mでは24℃前後が計測されており、高水温に弱い昆布は、種となる胞子が育たないまま死滅してしまっているためです。また、海が暖かくなることにより、海藻が好物であるキタムラサキウニが活動的になり、昆布を食べ尽くしてしまうことも原因のひとつです。
養殖昆布の場合は、段階ごとに適した水温の場所へ移動させ、育成環境を維持する工夫をしているため、比較的安定して原料を確保することができます。また、衛生面を考慮して機械乾燥を行っていますので、干し場からの除草剤汚染も心配ありません。
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| 原料昆布水揚げ |
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| 原料昆布干し |
最上級品 函館産真昆布
北海道は日本一の昆布産地で、その中でも道南伝統食品協同組合のある函館市旧南茅部地域は、道内有数の生産量を誇ります。ここで採れる真昆布は肉厚で、コク深く、少し甘みのある上品な出汁がとれ、昆布の中でも最上級品です。古くから大阪を中心に愛され、日本の出汁文化を支えてきました。関西に広まったのは、北前船と呼ばれる大阪と北海道を結ぶ商船により、大阪へもたらされたことが始まりと言われています。
豊かな海と山に囲まれたこの地域は、北からの寒流と日本海からの暖流がぶつかる場所であるため、昆布の育成に適した水温になっています。さらに、広葉樹を主体とした自然林と大小30数個の河川から、栄養塩やミネラルが海へ流れ込んでいることも良い影響を与えているのでしょう。これらすべての奇跡が重なり合うことにより、おいしい昆布が育まれています。
農作物の栽培水準を表示するために、オルターでは独自に下記の区分で生産管理の違いを表示しています。
なお、全ての取扱品目は、有機栽培化への3年以上の努力を経た圃場で栽培されたものです。
※オルター農作物栽培基準に準じ、乾物・加工品の一部も表示を始めます。

3年以上有機努力し、JAS認証も取得。農薬・化学肥料の使用はない。

3年以上有機努力し、農薬・化学肥料の使用はないが、JAS認証は取得なし。

3年以上有機努力し、JAS認証も取得していて、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。

3年以上有機努力し、化学肥料の使用なし。ただし、JAS別表農薬を使用しています。JAS認証は取得なし。

3年以上の有機努力を継続中ですが、やむなく一部に化学肥料や農薬を使用しました。

3年未満の有機努力で転換中。今回の栽培には化学肥料の使用なく、農薬不使用か、もしくはJAS別表農薬を使用していることがあります。
放射性セシウム値(134と137の合算)検出下限値1Bq/kgの検査で放射能測定をした結果、
「不検出」が確認された品ものに表示しています。(Not Detected =「不検出」)