【2023年1月3週号】世界中のお腹を空かせている子どもたちに「きぼう」を届ける「きぼうばなな」 〜有機バナナです〜
(株)タナカバナナ
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代表のジョージ・エンカラーダ・ヴィランス氏(中央白いシャツ)とセリアマリア農園スタッフの皆さん |
開発途上国の子どもたちの給食応援
三重県に本社のある(株)タナカバナナ、田中 齊太郎さんは、世界の空腹の子どもたちに給食を届けるバナナ「きぼうばなな」を企画しました。
「きぼうばなな」を購入すると、購入代金のうち「10円」がタナカバナナ → 国連WFP協会を経て、開発途上国の子どもたちの学校給食支援に使われる仕組みです。
エクアドル産有機バナナです
タナカバナナが企画する「きぼうばなな」には「有機栽培」と「農薬使用のある慣行栽培品」とがありますが、オルターではエクアドル産の有機バナナの方を扱います。
この有機バナナはこれまでにもオルターで扱ってきているバナナで、ネーミングは「きぼうばなな」ですが、中身のバナナはこれまで通りです。
大幅に値下げ敢行
寄付金は乗っていますが、販売価格はタナカバナナとオルターが協力してこれまでよりも大幅に値下げしています。何かと値上げラッシュのおり、生活応援価格としました。
「きぼうばなな」の特徴
①日本で一番食べられている果物であるバナナを買うだけで簡単に寄付(1パックにつき10円)ができます。
②国連WFPを通して、飢えに苦しむ子どもたちに「学校給食」を届けます。
③お腹の空いた子どもたちが学校に行くことができるバナナです。
ノーベル平和賞を受賞した国連WFP
国連WFP(正式名:国際連合世界食糧計画)は飢餓をゼロにすることを使命とする国連唯一の食料支援機関で、2020年にノーベル平和賞を受賞しています。
その活動の5つの柱は「学校給食支援」「母子栄養支援」「自立支援」「緊急支援」「輸送・通信支援」です。国連WFP協会は日本における国連WFPの公式支援窓口です。
国連WFP協会では学校給食を支援するレッドカップキャンペーンに取り組んでいます。企業がレッドカップキャンペーンマークをつけて、寄付付き商品を展開し、売上げの一部を学校給食支援に寄付する取り組みで、タナカバナナでは「きぼうばなな」で、その活動に参加しています。
有機バナナの熟成加工
タナカバナナ(旧称:丸タ田中青果加工(株))は、明治初期(1870年頃)創業した150年の歴史を持つ会社です。1907年にはバナナの熟成加工をスタートさせています。オルターへは有機バナナ、有機キウイを出荷していただいています。
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