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今週のカタログ表紙

ほんものをたべよう オルターのカタログ表紙

【2022年5月4週号】有機飼料で育てる鶏のたまご 〜真面目に、自由に、ヒトもトリも楽しい農業〜
テンアール(株)小林農園  文責 西川 榮郎(安全な食べものネットワーク オルター 代表)

 

テンアール 小林農園 小林 廉代表
テンアール 小林農園 小林 廉代表

 

有機たまご

2018年の北海道胆振東部地震に遭った北海道厚真町、水も空気もたいへんきれいな町で、テンアール(株)小林農園 小林 廉代表は、独自に考案した50mのビニールハウス10棟(そのうち有機養鶏は2棟)の、冬も暖かい平飼い鶏舎プラス広い草地での「放し飼い」で、坪当たり5羽という超薄飼いを行っています。雌100羽に対し雄5羽を入れています。アニマルウェルフェアの先進地ヨーロッパにも負けないストレスフリーな飼い方を行っています。養鶏場特有の不快な臭いとは一切無縁です。清潔な環境の中、自由に動き回って育つ鶏は健康そのもので、薬を必要としない無投薬飼育です。
自家配合飼料は北海道産「有機小麦」「有機牧草」など、98. 7%が北海道産、残りの1.3%も国内産NONGMO(非遺伝子組換え)飼料を使用しています。夏は有機牧草、冬は有機牧草のサイレージを与えています。有機飼料を集めるのに北海道の地の利はたいへん恵まれています。
北海道産の単味飼料を個別に仕入れて、季節や月齢に合わせて、その日に消費する分だけ自家配合し、輸入飼料や飼料添加物、動物医薬品、黄身の着色剤などを使わないテンアールのたまごは臭みがなく、サラリとした旨味が特徴です。緑餌を十分に与えられていますので、黄身の色はレモンイエローです。
小林さんはおいしいたまごを作ろうとしてきたわけではありません。鶏を大切に本質的に正しく飼ってきただけです。その結果、素晴らしいたまごができたとおっしゃっています。
現在、おそらく国内最高峰の養鶏といえると思います。

 

季節や個体によるたまごの違い

北海道の冬はマイナス25℃を下回る日も珍しくありません。寒い時期の鶏たちは体温を下げないように、水をあまり飲まなくなり、たまごの白身は弾力が強くなる傾向にあります。反対に暑い日が多い夏は、人間と同じように鶏たちもたくさんの水を飲むので、白身の水分量が増えて少し水っぽく感じることがあるかもしれません。

 

鶏たちも一羽一羽違った個性があります

鶏たちの様子を見て、栄養バランスを考えながらエサを自家配合して与えていますが、その配合を無視して好きなものばかり食べる鶏もいます。好物の魚粉をたくさん食べた鶏のたまごには魚臭さが移る場合もあります。たまごを割った時に魚や穀物の臭いが強めのたまごに出会いましたら、好き嫌いをしている鶏の姿を思い浮かべながら笑ってお召しあがりいただけたら幸いですと小林さんはおっしゃっています。

 

新規就農で有機養鶏

小林 廉さんは札幌市出身です。高校、大学では、サッカーに打ちこんでいました。バックパッカーでタイなどを旅行していました。怪我で、そのサッカーを続けられなくなったとき、大学生活に意義を見つけられなくなり、大学を中退することにしました。学生時代にアルバイトをしていた飲食チェーン店にそのまま正社員として勤め、やがて店長を任されるようになりました。20歳の若さで店長として売上げ・経費の管理、マネジメントを経験できたことはその後の人生の大きな財産となりました。養鶏に出会ったのは26歳の時に、江別市と札幌市の養鶏農家を手伝ったのがきっかけです。そのときはまだ養鶏は「独立の手段」と思っていました。一から十まで自ら生産し、全てが説明できることは産直する際、営業にも有利だと思ったのです。2008年より江別市や札幌市の中島正式「自然卵養鶏法」を営む平飼い養鶏農家で働いていました。その後、自身の農園を持つために様々な町村をめぐりましたが、資金不足により門前払いを繰り返されていました。
2011年、新規就農者の受け入れに寛容な厚真町に拾われる形で移住し、農業研修を受けました。
2012年、農園の土地を貸してもらえ、中古資材で整備、家も完成させました。
2013年、厚真町幌里にて鶏200羽から小林農園として平飼い養鶏を始めました。その後は順調に注文が増え、断ったり待たせたりするのが嫌いな小林さんは5年間で1300羽まで増やし、3000羽規模を目指して、初めて借り入れして設備投資した矢先の2018年に震災に遭いました。養鶏場を防災上の危険区域に指定され、元の場所での事業継続は断念せざるを得ませんでした。養鶏を続けるかやめるかに追い込まれていました。再建を決心したのは、自らの頑張ってきた5年間と、お客さんや役場のサポートがあったからでした。お客さんや地域の人など大勢の方々の応援を得て、わずか1ヶ月で現在の厚真町浜厚真に土地をみつけて農園を移住、2019年1月に生産を再開しました。震災前に手配していた雛もキャンセルしないで済みました。震災から丁度一年後に3000羽に到達し、震災直前に目指した目標を達成できました。
2020年、テンアールとして事業を開始し、同年有機JAS認証を取得しました。「有機」を始めたのは、出荷先のあるホテルから「有機」をやってほしいと提案されたことがきっかけでした。
有機の飼料は、北海道で有機農作物を扱うアグリシステムから供給してもらっています。主として規格外の有機小麦ですが、それでも不足するので人間用の有機小麦も使用しています。有機は飼料コストが普通の国産物より4〜5倍もかかってしまいます。
この有機飼料の確保が、小林さんの有機たまごの生産の上限となります。まさに超貴重な有機たまごです。有機農産物を求める声が拡がり、北海道での有機農産物の生産が拡がっていかねば有機の飼料も不足したままです。
2022年4月、7000羽規模になっています。7000羽のうち有機認証をうけているのは1400羽です。

 

直営レストラン

2021年には直営レストラン、「FORT by THE COAST」を開業しました。キャンプ場やドッグランもあります。そこから5分の場所には年間6万人が来訪する北海道のサーフィンの聖地「浜厚真海浜公園」があり、その来訪客でカフェが賑わっています。サーファー3割、ドライブのお客さん3割、地元のお客さん4割といった感じです。小林さんのモットーは「真面目に、自由に、ヒトもトリも楽しい農業」です。30歳から始めた平飼い養鶏で、すでに谷あり山ありですが、一度も苦労したと思ったことはありません。
養鶏の現場には頼りになる弟の集さん、カフェにはシェフの中村さん、奥さんの路子さんなど農場9名、レストラン3名のスタッフが小林さんの世界を共有しています。
テンアールをオルターにご紹介いただいたのは、北海道で有機農作物を扱い、オルターへ小豆などを出荷していただいているアグリシステムの伊藤 英拓社長からです。

 

テンアール 小林農園の有機たまご

 

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